車売却でよくある疑問

車買取後に減額?再査定されたときの対処法

記事を見て欲しい人

車の買取後に減額請求がきたので対処法を知りたい

車の買取後に減額されるのか知りたい

車を買取業者から減額されないために事前にどうしたらよいか知りたい

車を減額にしてくる買取業者の特徴を知りたい

この記事はそんな方に向けて書いています。

 

車買取後に減額されたら?その対処法を教えます

車買取業者と買取の契約を交わし愛車を売却した後に、再査定の結果、不具合を指摘して「キャンセル」や「減額請求」をしてくる場合があります。

 

「キャンセル」や「減額請求」をしてくる背景としては、以下のことが考えられます。

  • 悪質な車買取業者が売り手を騙そうとしている
  • 単純に業者の見落とし
  • 中古車を購入したが前オーナーの事故歴・修復歴を知らなかった
  • 売り手が事故歴・修復歴を隠して車買取業者を騙そうとしていた

 

この記事を読んでいる方は、既に車買取業者から再査定による減額請求の話がきていて、『一方的に話しを進められて何も言い返せない』、『どうしていいのか分からない』、『減額に応じたくない』、『一刻も早く解決したい』、そう思っているに違いありません。

 

そんな悩みと不安を解決できるように、再査定による減額要求をしてきた時におこなうべき対処法を教えます。

 

 

悪質な車買取業者が売り手を騙そうとしている場合

「過去に修復歴・事故歴など全くない」、「自分に落ち度は絶対にない」という状態でありながら、車買取会社と売却契約を交わした後に再審査で不具合が見つかり以下のことを言われた。

  • 修復歴が見つかったのでキャンセルしたい。運送費として〇万円支払ってください
  • しっかり調べたところ先ほど提示した金額よりもっと価値の低い車と分かったので買取金額を下げます
  • 事故車と判明したので、前回査定した買取額から〇万円の減額で入金します

こちら側は全く潔白でありながら以上のような何癖をつけてきた業者は、あなたを騙そうとしている悪質な車買取業者の可能性が高いです。このような悪質な業者は、ごく一部ですが存在するようです。

 

修復歴・事故歴などは絶対に無い、完全に潔白である場合の対処法としては

 

step
1
車買取業者に納得できる根拠を要求する

まずは、どの部分を見て事故歴と判断し、どの部分が修復されているのか、その根拠と証拠を業者へ問いただして下さい

 

納得いかない根拠と証拠の場合、一刻も早く厄介な買取業者と関わりを絶つために契約をキャンセルして車を返してもらいましょう(買取金額がまだ入金されていない状況のとき)。

 

そして、こんな厄介な車買取業者と関わりをもたないために、新たに別の優良な買取業者へ売却したほうがいいです。

 

買取金額がすでに入金されている場合は、減額などの要求に応じない強い姿勢で臨みましょう。原則、契約の解除や減額は認めなくていいです。

 

しかし、買取業者は『契約条項に違反しているので、法的措置を取ります』というキーワードをちらつかせてきますが、『裁判所の判断に任せましょう』と返答して第3者へ判断を委ねる方向で進めます。

 

そもそも、修復歴・事故歴などは絶対に無い自信があるのですから、負けることを分かっていながら悪質業者は法的措置までしてきません。

 

step
2
折れない業者の対処法

STEP1ですんなりと業者が折れて、車を返却・買取金額の入金をしてくれればいいのですが、元々はあなたを騙そうとしている悪質業者なので、簡単に車の返却や入金などしてくれません。

 

更にキャンセルしたくても、『解約料として〇万円頂きます。運送費として〇万円頂きます。』、『減額に応じるまでは買取金額は振り込みません。』などの難癖をつけて、何としてでもお金をむしり取ろうと考えます。大半の人はここで業者に屈して言いなりになってしまいます。

 

どうしていいか分からない場合は、業者へお金を振り込む前に「国民生活センター」へ相談するのがベストです。そこで、悪質車買取業者へ電話をかけてもらい、交渉をしてもらいます。

 

step
3
最後の対処法

STEP1,2を行ってもまだ入金もしない、車の返却もしてこない業者には、最後の手段として司法書士か弁護士に依頼して交渉するしかありません。

 

まずは費用の安い司法書士を使って内容証明郵便(内容は考えてくれます)を悪質業者へ送ります。交渉がうまくいかなかった場合は、費用がかかりますが弁護士を使って交渉という流れがベストだと思います。

 

STEP3までくることは、かなり時間も浪費してますし、精神的にきついかと思います。そんなことにならないように始めから優良な車買取業者しかいない車一括査定を利用する方がいいです。

 

 

単純に車買取業者の見落としの場合

 

  • 事故歴・修復歴があることを査定のときに伝えた
  • 中古車で購入した旨を伝えた

 

上記を査定のときに伝えたにも関わらず、売却契約を交わした数日後・数か月後に「不具合が見つかったのでキャンセルしたい」、「契約を解除したいので買取金額を返金して欲しい」というような連絡が入った場合、単純に業者の見落としの可能性が高いです。

 

step
1
減額要求に応じない

当然ながらこちらは包み隠さず修復歴・事故歴を言っているわけですから瑕疵担保かしたんぽ責任はなく、車買取業者は査定のプロであるため、細心の注意を払ってその場で不具合を見つけ、指摘しなければいけません。中古車の場合も、より時間をかけて査定を行うべきです。

 

それを踏まえて、『そちらは査定のプロであり、修復歴などは事前に見つける必要があるはずで、こちら側(売り手側)に非はなく、そのような要求にこたえる必要はありませんので返金はしません。』という強い姿勢で減額要求に応じないように臨みます。

 

入金前なら、キャンセルして車を返却してもらうのもアリだと思います。

 

step
2
法的措置をちらつかせてくる場合

車買取業者が「契約書の条項(契約の解除、違約金の支払い)を守って頂けない場合は、法的措置を取ります」とちらつかせてきますが、裁判になることは稀です。もし、裁判になったとしてもこちらに非がないわけですから負けることはないです。

 

ただ、弁護士費用がかかるので場合によっては先に国民生活センターへ相談し、交渉してもらう方がいいです。

 

売り手が事故歴・修復歴を隠して売却した場合

この場合は、事故歴・修復歴があることを知っていながら売り手側が隠して売却している訳ですから減額請求にも応じなければいけませんし、契約解除も応じなければいけません。

 

そして裁判になったら確実に負けるでしょう。また、詐欺として罪に問われることになります。申告するのを知らずにいつの間にか犯罪を犯していたということがないように、しっかりと事故や修復した場合はウソをつかずに申告するようにしましょう。

 

 

実際にあった再査定トラブル事例

 

実際にあった再査定(二重査定)のトラブル事例を紹介致します。

 

事例①

中古車買取業者が中古車を117万円で買い受けたところ,約2週間後までに接合車であることが判明したとして,代金の返還請求をした。「本契約締結後,売 主の認識の有無に係わらず,契約車両に重大な瑕疵(盗難車,接合車,車台番号改ざん車など)の存在が判明した場合には,買主は本契約を解除することができ る」との条項が10条に反するか否かが争われた。

引用元:右京簡裁平成18年3月10日判決

結果、民法1条2項の信義誠実の原則に反して消費者の利益を一方的に害するから,10条により同条項は無効となった。

 

これは裁判まで発展した事例で、買取業者が再査定を行った結果、修復した跡があったので返金してくれというトラブルです。しかし、契約書に修復歴がある場合に契約を解除できる旨が記載されていても、無効という判決に至った例です。

 

要するに、契約書にごちゃごちゃ書かかれていても、最初の査定で修復歴を見つけられなかった車買取業者に落ち度があるということです。

 

事例②

 

車を引き渡した3日後に事業者の担当者から電話があり、「ルーフパネルの交換歴が判明した。知っていれば買い取らなかった。車を返すから代金を返してほしい」と求められた。後で思い出したが、過去に雪害でへこんだルーフを保険で修理したことがある。商談中、「事故は起こされましたか」と尋ねられたが、駐車している車の屋根に雪が落ちたことを「事故」と思わなかったので、申告していない。

引用元:国民生活センター

結果は、何回ものやり取りの後、事業者から「社長指示で今回は契約続行とする」と連絡があり、契約は当初の条件で代金を返金することはありませんでした。

 

売主が修理したことを隠していたにも関わらず、こちらも最初の査定で見つけられなかった車買取業者が悪いという例です。

 

どちらの事例も売主側が有利な結果となっていますので、再査定の減額トラブルにあっても、落ち着いて車買取業者と交渉をするようにしてください。

 

 

査定の段階で減額されないようにしておく

 

車買取後の減額トラブルで売主側が不利になることはないと言っても、やはりそれなりの時間もとられ、精神的にもきついので、出来るだけトラブルには巻き込まれないようにしたいところです。

 

トラブルに巻き込まれないようにするためにも、始めの査定でそれなりの準備をしておくことが必要です。

 

ウソの報告はしない

事故や修復をしたのに隠して業者に告知した場合は、後々再査定のトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。また、ウソの報告をしてしまうと、裁判沙汰になった時に不利ですし、なによりも詐欺罪に問われる場合があります。

 

再査定のトラブルに巻き込まれないためにも、嘘はつかずに真実を告知しましょう。そして、その不具合部分をしっかり見るように車買取会社に伝えるのがベストです。

 

また、中古車を購入して売却する場合は、前のオーナーが修復歴を隠している場合もありますので、中古車なのでしっかり見るように念を押して業者へ伝えておくことが大事です。

 

録音は必須

再査定のトラブルに巻き込まれた場合、言った言わないの論争に発展する可能性が高いので、査定中の会話や契約を交わすときの会話は録音することが重要となってきます。

 

契約書の確認

契約書の中身を確認し、納得して契約を交わすことがベストですが、細かく書かれた中身など確認できないので、業者にはキャンセル料などのお金が発生しそうな重要な部分だけ重点的に説明してもらうようにしてください。

 

説明しているときも録音しておくことが大事です。万が一、トラブルにあった場合でも説明不足ということで後々有利に進めることができるからです。

 

悪徳な車買取業者を見分ける

事前に悪徳車買取業者を見分けることができればトラブルも回避できます。

悪徳業者を見分けるコツとしては

  • 査定時間が極端に短い(15分以内)
  • 買取金額が他業者よりもかなり高額である
  • 耳にしたことがないような買取業者

これらを意識することで、悪徳業者との関わりを減らす事ができます。

 

優良な車買取業者だけに査定してもらう

やはりトラブルに巻き込まれない1番の方法としては、優良な車買取業者だけに査定してもらうことです。優良な車買取業者とは、JADRIという団体に加入している業者をいいます。

 

このJADRIという団体に加入している業者は、査定見落としによる減額請求やキャンセル料請求はしませんという約束事をしている業者達です。

 

トラブルに巻き込まれたくない方は、JADRIに加入している車買取業者に売却するのがいいです。

 

 

JADRIに加入している業者だけの一括査定を利用すること

 

再査定(二重査定)による減額請求トラブルに巻き込まれたくない方は、JADRIに加入している車買取業者に売却するのがいいです。

 

そのJADRIに加入している車買取業者ばかりを集めている一括査定サイトを利用した方がいいです。

 

 

一括査定の特徴

  • JADRIに加入している車買取業者だけなので安心して売却できる
  • 安心できる車買取業者を自分で見つける手間暇がなくなる
  • 買取業者同士が競合することでかんたんに高額買取が実現する
  • ネットで簡単に利用できる

 

繰り返しとなりますが、トラブルに巻き込まれず、高額で買取をしてくれる一括査定を利用した方がいいです。

 

車買取後に再査定によって減額されたときの対処法まとめ

車買取後に再査定によって減額されたときの対処法のまとめについて説明させて頂きました。

 

再査定によって減額されたときの対処法まとめ

  • 査定のときに事故歴や修復歴を隠さず真実の報告をすることが前提
  • トラブルに至った内容の根拠を業者へ問いただす
  • 納得いかなければキャンセルして他の買取業者へ売却
  • 解約料の請求や減額に応じない強い姿勢で臨む
  • 法的措置をちらつかせてきても、うろたえない
  • 中古で購入した車を売却するときはしっかり査定してもらう旨を伝える
  • 査定でのやりとりを録音しておくことは必須
  • 契約書の内容をしっかりと確認し、重要部分は説明してもらう
  • 査定時間(15分以内)が極端に短い業者は危険
  • 買取金額が極端に高い場合は悪質業者の可能性あり
  • 聞いたことのないような車買取業者とは取引しない
  • JADRIに加入している一括査定を利用すれば安心
  • 一括査定を利用すれば愛車を高く買取ってもらえる

車買取後の再査定(二重査定)による減額トラブルに巻き込まれないためにも、事前に情報を仕入れて対処することが重要ですが、やはりJADRIに加入している業者がいる以下の一括査定を利用した方がいいです。

 

 

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